年頭ごあいさつ|お知らせ|オンダ国際特許事務所

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年頭ごあいさつ

(パテントメディア2021年1月発行第120号掲載)
所長 弁理士 恩田誠

あけましておめでとうございます。

2020年は、新型コロナウイルスの世界的流行により、世界が大きく変わった一年でした。東京オリンピック延期、政権交代、米大統領選挙と、この先忘れられない衝撃的なできごとの連続でした。

 

■2020年の概況報告

1.新型コロナウイルス対策として多くの取り組みをしました。

一昨年からテレワーク導入に取り組んでいたこともあり、コロナ禍での対応は比較的スムーズにでき、最大で212名の所員が在宅勤務をすることができました。また、お客様との各種オンラインミーティングへの対応も問題なくできました。

また、いち早くZoomを導入し、所内ミーティング、全体朝礼、判例研究会、QCサークル発表会など、所内のコミュニケーションに活用しています。特に岐阜オフィスでは増改築が済んでおりましたので、オンラインミーティング開催のため十分な数の会議室を確保することができました。また、所内ミーティングは広めの会議室を利用し、ソーシャルディスタンスを十分にとることができています。

所内で感染症対策本部を立ち上げました。岐阜、東京、大阪各オフィス周辺の感染状況を考慮しながら、出張や面談などのルールの策定、どのような勤務体系を取るべきかなどの判断を随時行っています。

2.ウェブサイトを全面リニューアルしました。これに伴い、法改正情報や、判例レポート等を定期的に掲載しておりますので、ぜひ御覧ください。

3.1月に開催した改正意匠法セミナー以降、リアルでのセミナーが開催できなくなりましたが、5月よりオンラインでセミナーを開始し、意匠、商標、米国判例など合計23回のオンラインセミナーを開催しました。

4.例年のように海外の特許事務所訪問や国際会議への参加ができませんでしたが、弊所の取引先である海外の特許事務所とのオンラインミーティングでの情報共有、意見交換を精力的に行いました。多くの事務所が、在宅を中心とした勤務形態で、問題なく経営ができているようです。

5.QCサークル活動の一環として、所内での完全ペーパーレス化に取り組んでいます。弊所では30年以上に亘り、電子ファイルシステムで業務を行ってきましたが、実際にはデータと紙の併用でした。一昨年に特許出願の中間業務、昨年は出願業務のペーパーレス化を実施し、引用文献の印刷を中止し、出願・提出前のチェックリストも画面に表示させるなどしました。これにより、テレワークへの対応が進み、事務所内及び拠点間での紙ファイルの行き来がなくなりました。月間10万枚の印刷を2万枚までに減らすことができました。

 

■2021年の取り組み予定

1.グローバル化に向けた取り組み

国内の特許明細書作成段階から、諸外国での特許取得に対応可能なグローバル特許明細書作成に向けての取り組みを継続します。具体的には、所内での外国実務勉強会、弁理士と翻訳者との意見交換、機械翻訳に対応可能な明細書の研究などを行います。

2.完全ペーパーレス化に向けてのご協力のお願い

書類の押印廃止などの世の中の流れを受け、弊所でも押印、サイン、紙書類での納品などを極力なくすよう推進していく予定です。多くのお客様で、請求書など原本が必要であったり、紙とデータの両方での納品を希望される現状ですが、できるだけ効率化を図りたいと考えております。ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

3.納品システムの開発

弊所開発の納品システムを提供いたします。機密情報を含むファイルの送受信を安全に行っていただくために、ご希望のお客様に、納品システムをご利用いただくための準備を行っております。メール、FAX、郵便での送付の代替手段としてご活用いただければ幸いです。

4.さらなる危機への準備

新型コロナウイルスの流行は想定外ではあったものの、この先もいかなる危機が起こるかもしれません。どのような事態が起きても、安定的に業務が遂行され、お客様に安心してご依頼をしていただけるよう、システム開発及びセキュリティ対策をはじめ、万全の経営基盤を築いていく覚悟です。

 

■最後に

毎年報告させていただいている趣味のマラソンですが、昨年は参加予定の大会がすべて中止・延期となりました。特に4年ぶりの東京マラソン出場に向けて走り込みをしていただけに、一般ランナーの参加中止は大変残念でした。しかし、これでめげることなく、打倒コロナの精神で、日々のランニングを欠かさないように努めました。その結果、月間300kmを超えた月が7回あり(昨年までの月間目標は200km)、年間走行距離が3,364kmとなり、過去最高を更新しました(2019年は2,281km)。最近は、オンラインマラソン大会(所定期間内に各自で計測して記録を提出するもの)や、全国のランナーと月間走行距離を競うイベントなどに参加して楽しんでいます。今年はマラソン大会が開催されることを切に願うばかりです。

 

2021年がみなさまにとってすばらしい一年でありますよう、お祈り申し上げます。