中国専利法改正案のポイント 2020年7月公表二次審議案|外国知財情報|オンダ国際特許事務所

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中国専利法改正案のポイント 2020年7月公表二次審議案

中国では、現在第4 次専利法改正案が審議されており、部分意匠の導入を初めとする意匠実務に影響のある改正事項が多く含まれています。

意匠関連の改正ポイントは以下のとおりです。

  • 部分意匠の保護(保護対象拡充)
  • 意匠出願についての国内優先権主張
    中国国内での意匠出願に基づき、6カ月以内に優先権を主張して意匠出願することができる
  • 存続期間の延長 出願日から10年→出願日から15
  • 評価報告書の任意提出
    被疑侵害者も請求/提出可
  • 損害賠償の引き上げと書類提出命令
    ・特許権者の損失額又は被告の利益額を損害賠償額にできる(優先順位削除)
    ・故意侵害の場合、最高5倍の懲罰的賠償が可能
    ・法廷賠償額の上限 100万元→500万元
    ・侵害行為に関する書類提出命令が可能
  • 時効期間の延長
    侵害行為を知った日~2年→侵害行為及び侵害者を知った日~3年