「商標ポートフォリオ整理」とは、事業内容の棚卸しを通じて保有商標の「ムダ」「ムラ」「モレ」を解消し、商標権維持コストの最適化をはかる、オンダ国際特許事務所独自の商標コンサルティングサービスです。
- ムダ…不要商標を保有している状態（区分レベルで不要な場合も含む）
- ムラ…同一区分を指定する同一商標を複数件保有している状態
- モレ…未登録のまま商標を使用している状態
「商標ポートフォリオ整理®」とは？
「ムダ」「ムラ」の解消により、経費節減に大きく役立ちます
1区分あたりの更新登録料（Official Fee）は￥38,800(10年分)です。旧料金に比べれば、商標権の維持コストは大きく減りましたが、それでも多区分商標を100件、200件と保有している場合には、10年間で数百万～数千万円を支払っているのが一般的です。
更新する商標権がすべて重要とはいえない場合もありますので、まずは「商標ポートフォリオ整理®」によって商標権の棚卸しを行い、次回更新時の維持・放棄を事前に決めておくことをお勧めいたします。更新に係る金銭的負担だけでなく、要否検討に係る人的負担や作業時間も大幅に軽減することができます。
「モレ」の解消は、企業の安定的かつ安全な事業活動の継続に不可欠です
いかなる企業も、商標権侵害を無視して商品・サービスを提供することはできません。「モレ」＝商標権の「取りこぼし」は、不測の商標権侵害を招く可能性があり大変危険です。強固な商標権の防壁を築いたつもりであっても、蟻の一穴から、事業継続を揺るがす大事件に発展するおそれさえあるのが商標の恐ろしいところです。
商標権の「取りこぼし」が特に顕著なのは、実は、企業において最も重要な「社名商標」です。企業の商標担当者は流動的かつ少人数のため、調査・出願・更新等の日常業務に忙殺され、肝心な「事業の拡大に併せた社名商標の権利範囲の拡大」まで手が回らないのが原因と思われます。この「取りこぼし」問題の解決にも、「商標ポートフォリオ整理®」が大きな威力を発揮します。
詳しいご相談、お見積りにつきましては、こちらよりお問い合せくださいますようお願い申し上げます。
参考記事
「商標ポートフォリオ整理®」の効果
商標管理にまつわる「コスト」「手間」「取得漏れ」の問題を一挙に解決します。
- 商標権の維持費用を節約したい
- 商標管理の手間を減らしたい
- 商標権のヌケ・モレを解消したい
更新費用を大きく節約
商標管理の手間が軽減
ヌケ・モレのない
商標権を構築
「商標ポートフォリオ整理®」の実施例
700万円～1300万円の商標権維持コストを節約し、同時に商標管理の手間を減らし、商標権の取得漏れも解消した事例
事例1：大手建設業・A社様
＜BEFORE＞
- 18種類のハウスマークを、全79商標、298区分にわたって商標登録。
- 10年分の更新登録料は、298区分×￥48,500＝￥14,453,000（※印紙代のみ）。
＜AFTER＞
- ハウスマークを2商標に整理。区分数を13区分に減縮。
- これらを統合する新たな商標登録出願にかかる費用は、2商標×（出願時￥115,200＋登録時￥488,800）＝￥1,208,000（※印紙代のみ）。
事例2：大手総合商社・B社様
＜BEFORE＞
- ハウスマークを、全34商標、213区分にわたって商標登録。
- 10年分の更新登録料は、213区分×￥48,500＝￥10,330,500（※印紙代のみ）。
＜AFTER＞
- ハウスマークを1商標に整理。区分数を34区分に減縮。
- これらを統合する新たな商標登録出願にかかる費用は、1商標×（出願時￥295,800＋登録時￥1,278,400）＝￥1,574,200（※印紙代のみ）。
事例3：大手プラスチック製造業・C社様
＜BEFORE＞（庁費用改定前の事例）
- 5種類のハウスマークを、全44商標、72区分にわたって商標登録。
- 10年分の更新登録料は、72区分×￥151,000＝￥10,872,000（※印紙代のみ）。
＜AFTER＞（庁費用改定前の事例）
- ハウスマークを3商標に整理。区分数を15区分に減縮。
- これらを統合する新たな商標登録出願にかかる費用は、3商標×（出願時￥315,000＋登録時￥990,000）＝￥3,915,000（※印紙代のみ）。
オンライン商標相談
当所では、WEB会議システムを用いたオンラインでの商標相談にも対応しております。開催日時、使用するシステムを決定後、専任の商標スタッフが対応いたします。ご希望の方は以下のお問い合わせフォーム、または当所商標スタッフまでお気軽にご相談ください。
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