限定公開【判例研究】平成29年(ワ)第36506号 損害賠償請求事件|知財レポート/判例研究|弁理士法人オンダ国際特許事務所

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限定公開【判例研究】平成29年(ワ)第36506号 損害賠償請求事件

2022年6月29日掲載
弁理士 桑垣衛

今回は、令和3年5月19日に判決された事件を紹介しましょう。

この裁判では、株式会社フューチャーアイ(原告)が、LINE株式会社(被告)を訴えました。
問題になったのは、LINE社が提供するチャットアプリです。
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このチャットアプリでは、友達とメッセージ交換を行なうことができます。
このメッセージ交換を行なう友達を登録するための仕組みです。
友達を登録する場合、友達の近くで、お互いのスマートフォンを振ることによって、友達を登録できる「ふるふる」という機能がありました。
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この機能は、今はなくなっていますが、裁判では、近くにいる友達を登録できる機能が、特許第6206897号を侵害しているかどうかが問題になりました。

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