パテントメディア|特許業務法人オンダ国際特許事務所|岐阜市

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日本と諸外国における画像意匠の保護

近年、製品のデジタル化や、IoTが急速に進み、様々な場面で画像デザインが使用され、その重要性は日に日に高まっています。 保護対象となる画像は国によって違いがあり、日本では意匠登録できない画像が、外国では登録できるケースもあります。本稿では、日本における画像意匠の保護対象(保護要件)に軸足をおきつつ、米国、欧州共同体(以下、「欧州」)、中国との違いを検証し、さらに各国での登録事例を概観していきたいと思います。

意匠調査をもっと活用するには?~彼(てき)を知り、己(おのれ)を知れば、百戦殆(あやう)からず~

1.兵法の格言と意匠調査

孫子の「兵法」の中に、このような格言があります。
*彼(てき)を知り、己(おのれ)を知れば、百戦殆(あやう)からず。
*彼を知らずして、己を知れば、一たび勝ちて、一たび負く。
*彼を知らず、己を知らざれば、戦うごとに必ず敗る。

BRICs諸国、とくにブラジルにおける意匠制度の特色について

知的財産権分野におけるBRICs(ブリックス)─ブラジル・ロシア・インド・中国─への関心は、年々高まりを見せ、各国における意匠出願件数においても、それが実績となって現れています。BRICs4カ国が中長期の成長を期待できる新興国としてその命名を受けた2001年以降の各国の意匠出願件数を見てみますと、2011年までに6万件から52万件へと8.5倍に増加した中国は別格としても、ブラジル、ロシア及びインドにおける出願件数も、下表のとおり、約3000件前後から概ね増加傾向にあるといえます(下表参照)。