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知的財産トピックス

特許調査インフォメーション「Google特許検索サービス」

2007.1

Googleが、米国特許の検索サービスに着手しました。
http://www.google.com/patents

トップページでは簡易検索が可能となっており、「Search Patents」ボタンの右側にある「Advanced Patent Search」をクリックすると、高度な検索が可能な検索画面に移行します。

弊社スタッフにて、「Advanced Patent Search」を検証し、検索方法、長所や短所等について簡単にまとめてみました。

●データベースの構成
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【収録期間】
  1790年代〜2006年中ごろまでに発行されたもの。
【検索対象】
  US登録公報のみ。
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●検索方法
【Find results検索】
※全文テキスト検索が可能

・「with all of the words」
  <例> golf club head  と入力して検索すると、
     「golf」 「club」 「head」 の単語のすべてが全文の中にある公報がヒットする。
     この場合、「golf」 「club」 「head」の順番、記載箇所に制限はない。

・「with the exact phrase」(完全一致)
  <例> golf club head  と入力して検索すると、
     「golf club head」 の 3つの単語がこの状態で記載されている公報のみがヒットする。

・「with at least one of the words」
  <例> golf club head  と入力して検索すると、
      「golf」 「club」 「head」 の単語のいずれかが全文の中にある公報がヒットする。

・「without the words」
  <例> 「with all of the words」に、golf club head  と入力して
       「without the words」に、cavity と入力すると、
       「golf」 「club」 「head」 の単語のすべてが全文の中にある公報のうち、
       「cavity」の単語の記載のない公報がヒットする。

※大文字、小文字の区別なく検索可能
注)「without the words」の検索では、cavityの単語が含まれるものがヒットしたり、部分一致検索についても精度的に問題があったりと、あいまいな検索結果もあり、検索ツールとしては100%信用できません。

【Title(タイトル)検索、Inventor(発明者)検索、Assignee(出願人)検索】
・部分一致検索は不可(完全一致検索)
・発明者検索については入力語の完全一致検索ではない。
<例>THOMAS A. EDISON を THOMAS EDISON で検索可能。
      ("THOMAS" と"EDISON"を両方含む発明者が全てヒット)

【Current U.S. Classification(US分類検索)、International Classification(国際分類検索)】
・US分類検索、国際分類検索ともに完全一致検索
・階層検索は不可、下位の分類は含まない。
・,(カンマ)で分類を複数指定するとAND検索になる。
・OR検索は不可。

検索例(US分類)
473/131 又は 473131

検索例(国際分類)
A63B 53/00 又は A63B 5300 ,又は A63B53/00 又は A63B5300

●まとめ
<長所>
・USPTOと比較すると、1975年(頃)以前のイメージデータをテキスト化しており見やすい。
・イメージ上でキーワードをハイライトさせることができ、便利。
・検索、表示が非常に速い。

<短所>
・表示順序が類似度順、出願日順、出願人順等のソートができない。
・US分類検索、国際分類検索において、OR検索ができないため使い勝手が悪い。

以上のことから、高度な精度をもとめられる検索には不向きですが、検索、表示が非常に速いので、検索式立案時のプレサーチや、US公報の番号指定によるスクリーニングにおいて活用できそうだと感じました。

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