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練習問題37

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212.練習問題(37)

今回の問題は、特開2003−021593です。この特許出願の請求項1の新規性を確認するための検索式を検討してください。

【発明の名称】検体検査装置

【要約】

【課題】多数の検体また微量の検体を迅速かつ精度良く分析することができる検体検査装置を提供すること。

【解決手段】
搬送用ラック4には、検体を収容したチューブ状の子検体容器6が保持されている。子検体容器6の上部に配置された光照射部2は、下向きに検査光を出射し、子検体容器6内の子検体血清30に上方より入射した検査光は、下方に透過する。透過光は、搬送用ラック4に形成された光透過孔10を通過し、搬送用ラック4の下方に配置された透過光検知部8によって検知される。光照射部2および透過光検知部8は、測定波長を複数種類に切り替え可能であり、測定波長を時分割で切り替えることにより、子検体血清30に対し、互いに異なる複数の測定波長での測定を順次行う。

【請求項1】
柱状の検体容器内に収容された検体に上下方向に検査光を入射する光照射部と、
前記検体からの透過光を検知する透過光検知部と、
前記透過光に基づいて前記検体を分析する分析部と
を有する検体検査装置であって、
前記透過光検知部および前記光照射部は、測定波長を複数種類に切り替え可能であり、測定波長を時分割で切り替えることにより、前記検体に対し互いに異なる複数の測定波長での測定を行うことを特徴とする検体検査装置。

 

213.考え方のヒント

「時分割で切り替える」とは、どういうことでしょうか。
明細書において、測定波長の切り替えは以下のように説明されています。

【0026】光照射部2および透過光検知部8の測定波長の切り替えは、光照射部2の波長特性を変更することにより行われる。これは、例えば次のような構成により実現することができる。LED20は、互いに異なる波長の光を発生する4個のLEDチップを内蔵しており、これにより、光照射部2は、照射する検査光の波長を4種類に切り替え可能になっている。この検査光の波長を切り替えることにより、光照射部2および透過光検知部8は、測定波長を切り替えることができる。
【0027】また、光照射部2および透過光検知部8の測定波長の切り替えは、透過光検知部8の波長特性を変更することにより行ってもよい。これは、例えば次のような構成により実現することができる。LED20は、白色光を発生する白色LEDで構成されており、光照射部2は、白色の検査光を照射する。フィルタ44は、透過させる波長域が互いに異なる4つのフィルタが連結された構成になっており、それらの各部により透過させる波長域が異なるものとなっている。このフィルタ44は、透過波長域の異なる4つの領域を選択的に検査光の光軸上に位置させることができるよう、透過光検知部8に対し移動可能に設けられている。子検体血清30を透過した白色の検査光のうち、フィルタ44を透過した特定の波長域の光のみが光検出器46により検知される。フィルタ44を移動させて、フィルタ44を透過する波長域を切り替え、光検出器46に入射する光の波長を切り替えることにより、光照射部2および透過光検知部8は、測定波長を切り替えることができる。なお、この場合には、LED20に代えて例えばハロゲンランプなどの他の白色光源を用いてもよい。
【0028】また、光照射部2および透過光検知部8の測定波長の切り替えは、光照射部2および透過光検知部8の両方の波長特性を変更することにより行ってもよい。

次号では、弊社スタッフが立案した検索式を紹介いたします。皆様も挑戦してみてください。

 

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