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特許調査トレーニング 練習問題20(解説)

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今回の題材は、「スポーツブーツ」です。
ソチオリンピックでは多くの感動がありました。
素晴らしい演技や成績を残した選手が使用する道具も、常に改良、開発が行われています。スキーやスケート、スノーボードでは、今回の題材である「ブーツ」が大きな影響を及ぼしていると思われます。

今回の題材公報は、「特開2005−270666」で、調査対象は「請求項1」としました。

【請求項1】
1つのアウターシェルおよび前記アウターシェルの中に挿入することができるインナーブーツを含むスポーツブーツであって、
前記アウターシェルが少なくとも1つの開口部を含み、
前記インナーブーツが、前記インナーブーツが前記アウターシェルの中に挿入されるとき、前記開口部に対応付けられ、前記開口部に確実に係合する少なくとも1つの突起物を備えていることを特徴とする、スポーツブーツ。

そして、いくつか示された引用文献のうち、この請求項1の発明と同一の記載があるとして提示された引用文献が、「特開平10−243803(引用文献1)」と「特表2006−517450(引用文献2)」です。
この引用文献1は題材公報の出願日前に公開されています。一方、引用文献2は題材公報よりも前に出願されてはいるものの、題材公報の出願後に公開されたもので、いわるゆ「拡大された先願の地位」を有するものです。
そういったことから、今回の題材においては、引用文献1だけでも確実に抽出したい事例となります。

皆様は、この引用文献を抽出することができたでしょうか?

110.発明の認定について

まずは、調査対象とした発明の認定作業から行いましょう。調査対象となる請求項1の主要な概念を図式化してみました。

図77

今回の調査対象となる「ブーツ」は、「アウターシェル」と「インナーブーツ」の二重構造になっており、アウターシェルに形成された「開口部」にインナーブーツの「突起物」を「嵌合」して、アウターシェルに対してインナーブーツを固定する構造になっているところが特徴です。

検索に用いる概念としては、「ブーツ」「アウターシェル」「インナーブーツ」「開口部」「突起物」「嵌合」などが挙げられると思います。これらの概念を組み合わせて、予備検索や本検索が行われました。

 

 

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