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特許調査トレーニング 練習問題18(解説)

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今回の題材は、「口腔用組成物」です。もう少し具体的に言うと、「口臭を除去するために、口腔内へ適用される組成物」に関する発明が今回の調査対象です。
前回の電気回路からはガラリと変わったテーマとなっており、機械屋さん、電気屋さんには取っ付きにくいテーマでしょうね。化学屋さんであっても、無機化学の専門の方には理解しづらい内容でしょうか。
請求項1は短いので、以下に全部記載しました。

【請求項1】ミネラルと酵母とを含有し、ミネラルが口腔用組成物全体重量中0.0008重量%以上含有されていることを特徴とする口腔用組成物。

発明のポイントは「ミネラル」と「酵母」とを含有し「口腔用組成物全体に対するミネラルの含有量」が特定されていることです。関連する概念としては「口臭」「口臭成分はメチルメルカプタン」「口腔用組成物はチューインガムなどの粘弾性食品」「ミネラルは銅、亜鉛が好ましい」などが挙げられると思います。より近い先行技術に絞り込み時には検索に用いても良いかもしれません。
請求項1では「口腔組成物」と広い概念の言葉で表現されていますが、具体的な適用製品が「チューインガム」「うがい薬」「あめ、トローチ」「歯磨き粉」等々のように異なるときには、適用製品それぞれの特許分類を特定し検索条件に織り込む必要があるかもしれません。

皆様は、引用文献を抽出することができたでしょうか?

今回の題材公報は、分割後の特許出願です。従って、抽出すべき先行技術文献は分割の元となる原出願の出願日より前に出願されているものである必要があります。
そして、今回の引用文献は、分割前の原出願日より前の特許出願であるが、現出願日より後に公開された先行技術文献でした。日頃から特許調査を実施されている方であれば、公表公報のサーチレポートのカテゴリーが「E」の先行技術文献と言った方が理解しやすいかもしれませんね。

 

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