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  3. 【第4シリーズ】特許調査トレーニング 〜拒絶査定から学ぶ先行技術調査の手法〜
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特許調査トレーニング 練習問題8(解説)

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前回は、リチウム二次電池の外装に関する題材として、特開2001−118606に対して拒絶理由の根拠となった先行文献を調査する問題を出題しました。
正解は、特開平11−233075、特開2000−090975、特開2000−285877です。
特開2000−090975、特開2000−285877は、題材公報の出願の日前に出願されておりますが、題材公報の出願後に出願公開されています。従いまして、出願当時において、これら2件を調査することはできなかったことになります。
この点から、少なくとも特開平11−233075はヒットさせられる検索式を策定したいところです。

37.調査対象の認定

前回、調査対象の認定により調査範囲が大きく異なってきそうだという話で終わりましたが、皆様はどのように認定されましたでしょうか?
まずは、構成要素を分解して整理しましょう。

図33
図33.構成要素の整理

課題として、「体積エネルギー」と記載されています。馴染みのない表現ですが、【発明が解決しようとする課題】の欄を読めば理解できると思います。この欄には、「3辺が熱融着領域であるため、電池占有体積中の発電要素の比率が低く」という記載があります。
つまり、図34のように3辺を溶着すると、全体の体積に対して実益のある電池部分の体積が小さくなってしまうということです。

図34
図34.題材公報における従来技術

前回でも触れましたが、このような課題は、リチウム二次電池に特有の課題といえるのでしょうか。フィルムを材料とした外装や、フィルムの3辺を溶着させるような扁平状の袋は日常的に見られます。

この疑問によって、弊社の研究会でも調査範囲について意見が割れました。

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