中国における特許(実用新案)調査のポイント
中国では発明といえば、一般的にはパイオニヤ発明のことと理解されており、多くの改良発明は実用新案として出願されることが多いのです。従って、特許調査に際しては必ず実用新案を含めて行うのがよいと思われます。
特に実用新案には外国の製品をそのまま出願してしまうようなこともあり、外国企業の中国における事業展開に大きな障害となるようなことも起こっております。事業開始に当たっては、必ず製品に関する特許関連調査が必要だと思います。
1) コンピュータ検索
中国特許のデータベースはイメージデータでしか蓄積がありませんが、キーワード検索は発明の名称と要約のみに対して行うことが可能です。その他企業名、国際分類での検索は勿論可能です。
例えば、当社にてキーワードでの検索を行う場合、そのキーワードの中国語への翻訳はできる限り多くの対応中国語を抽出するようにしています。
2) 手めくり調査
特に異議や無効理由調査等の場合で、図面を見る必要のある手めくり調査は、コンピュータ上で図面を見ながら、図面中の番号をインデックスにして詳細な説明を読んで判断するというやり方で行います。
中国における意匠調査のポイント
特許と同様に外国の製品をそのまま登録してしまっている例が見受けられます。形のある製品を中国国内で販売開始される場合には、事前に必ず意匠の調査もされるようお勧めいたします。
■類似意匠調査
当社では社内に全ての中国意匠登録のデータベースを所有しております。そして、物品名、出願人名から絞込み、あとは1件1件図面を見ながら、同一又は類似意匠を探し出します。
